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■娘の顔に傷がああああ!
2005年10月23日(日)
仕事から帰ってくると娘・R(2才)の顔が傷だらけだった。

「どうしたんだそれ!何があった!嫁入り前の娘の顔にイイイ!」

ま、嫁になんか行かなくてもいいけど、猫に引っかかれたようなRの
顔が不憫でならず、嫁に詰め寄ってみると

「お母さん(僕の母)が公園に連れてって遊んでた時に、シャボン玉を
 追いかけて顔から転んだそうなのよ」

ということだそうだ。母は今日の夕方に帰った。仕事中だった僕には
「帰る」とメールが入っていたが、このことについては一切触れられて
いなかった。まあ母に責があることではないが…

「おおよしよし、痛くないか?かわいそうにねー」

Rの顔を覗き込むと浅い擦り傷だったのでほっと安心。シャボン玉を
追いかけてこけちゃった、というのがなんとも可愛いではないか。

「R、ばあちゃんと遊んでたの?」

「うん」

「シャボン玉したの?ふーって」

「ふー、したの」

「それでその時こけちゃったのかー」

「…うん」

しょぼーんとした顔と声で答えるRがまたなんとも可愛い。子供に
生傷はつきものだが、僕も気を付けなければ。といっても転倒防止
なんて気を付けようにもキリがないけど。

しかしRには既に鼻に傷跡がある。1才にもならない頃、爪で引っかいて
しまったと思われる、縦一本の傷跡が未だ消えないでいるのだ。

「これも消えてくれるといいけどなあ…」

よく見なければ分からないレベルではあるが、本人はえてして気にして
しまうものである。Rのコンプレックスにならなければいいけど。

そういえば僕の母も鼻に傷があって、それも言われないと気付かない程度
なのであるが、

「この傷、若い頃はずっと気にしててねえ」

ある日僕にボソッと言っていたことがあった。Rも年頃になって

「この鼻の傷が…」

と悩むようなことがなければいいが。その時は父として暖かい言葉を
かけてあげよう。

Rよお前のその鼻は、世界にひとつだけの鼻。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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