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■のろいの木馬。
2005年08月04日(木)
嫁と娘・R(もうすぐ2才)が嫁実家に泊まり、僕だけ
ひとりで過ごした日曜の夜。そして明けて月曜の朝。

今日の夜には帰って来るさと仕事をし、夜家に着いた。
もう深夜であるので部屋の中は暗く、嫁とRは布団で寝て
いたが、突然Rが顔をむっくりと上げ

「えへへ」

とこちらを見てにやにや笑うではないか。

「ちっとも寝ないのよ。お父さんの帰りを待ってたんだわ」

「おお!そうか!R!久しぶり!元気だったか?」

たった1日会わなかっただけであるが、感動の再会。それからの
Rは寝るどころか部屋の中を駆け回って

「いえーい!いえーい!」

歌いまくって踊りまくって、ちっとも寝ようとしない。

「可愛い私を見て!ってあなたに言っているのよ」

と言う嫁。おお、そうかそうか。なんて愛い娘であることよ。
しばらくRのオンステージを眺めていたのだが、いよいよ夜は
更け、良い子は寝る時間はとうに過ぎ悪い大人がシャバダバドゥー
する時間だというのにRの踊りはますますヒートアップ。

まるで呪いの赤い靴を履き、踊りまくる女の子のよう。あの物語
の最後は確か、女の子は死んでしまう…ってだめじゃん。

「R、いつまで踊り続けるんだい」

そうなだめてもRは呪われた情熱ダンサー。時々布団に突っ伏して

「ひーん」

と泣いたかと思えば再び起き上がり踊り続ける。

「きっと眠くて泣いてるんだろうけど、それ以上に踊りたいのね」

Rよ、そこまでこの父にアッピールしたいのか。しかしRがこのまま
踊り続けていればあの童話のように悲しい結末が…一体どうしたら…。

「あなたがいなくなればいいのよ」

と嫁が冷たく言い放つ。ああそうだね。名残惜しゅうございますが

「じゃあR、おやすみ」

僕は隣の部屋に移ってフスマを閉めたのであった。

5分後。

Rはもう眠りに落ちていた。嫁の読みは当たっていた。
翌朝、当然のごとくRはいつも起きる時間を過ぎてもちっとも起きなかった。
これも呪いの踊りの災いであろう。

起きるのが、のろい…。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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