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■自画自賛の娘と自我悲惨の父。
2005年06月10日(金)
娘・R(1才)のブログ(→参照)を見ていた。
Rの画像を一枚一枚

「我が子愛しやほーやれほ」

と、穴が開くほど凝視して悦に浸っていた。昔、アイドル雑誌
などをこっそりハアハアと眺めていた中学生の頃を思い出したり
していたら、ひょいひょいと腕をつままれた。

「ヒイイ!母さん、僕、自慰してないよ!」

思わず思考がタイムスリップしてしまったが、腕を掴んでいたのは
当のRだった。どうやら自分にも見せろということらしい。Rを膝の
上に乗せて、ディスプレイに近づけると、Rは自分の画像を指差して

「かーいー(可愛い)」

と叫ぶではないか。画面をスクロールさせ、次々と画像を見せても
その都度「かーいー」と叫ぶ。これは…我が子はナルシストになって
しまったのだろうか。

確かに僕はRを見るたびに「可愛い可愛い」と呪われたように言い続け
ているし、ほっぺたに指を当てて「かーいー」というポージングも

photo

僕が仕込んだのであるが。それが悪かったのであろうか。試しにRの
画像は引っ込めて、僕の画像を出してみた。さあR、「かーいー」と言え。
しかしRはそれを見た途端

「ょいしょ、ょいしょ」

僕の膝から降りて行ってしまった。…ひどすぎる。
ひとり取り残された僕は、自分のアホ面を見て

「…かーいー」

自らを慰めるのであった。

お母さん、結局自慰してしまったよ。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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