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■眠れぬ森の痴情。
2004年03月25日(木)
午前様の仕事が続いておる。
辛くなったので嫁に甘えてみた。

「寝る時ダッコしてくれ!」

「分かったわ!」

疲れているし寝不足だしそれでいてなかなか眠れない。
しかしせめて寝る時は嫁の暖かい腕と貧相な胸の中で
癒されながら眠ろう。明日も早いのだ。

すがる思いで布団に潜りこみ

「ダッコしてちょ」

嫁にしがみつく。ああ、癒される…と思ったら
癒されるどころか淫らな気分になってきてしまった。

明日も早いのに。疲れているのに。
眠れる愚息を起こしてしまった。
いわゆる「バテマラ」という生理現象であり
やっぱり眠れない。どーすりゃいいんだよ、と
悶々としていたら

「ひええん」

眠れる娘も起き出してしまった。
我が娘・R(7ヶ月)の夜泣きである。

「はいはい、おっぱい飲む?」

嫁の暖かい腕と貧相な胸の中の特等席は
当然僕から離れRの独占となった。
Rのためならお父ちゃん喜んで譲るよ。

しかし僕には安眠すら許されてないのか…。

安眠難民になってしまった僕。
安眠が訪れる日はいつになるのだろうか。
また嫁が抱いてくれる日を待とう。

わたし待ーつーわ。

そりゃあみんだ。
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アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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