娘・R(6ヶ月)が真夜中にハッスルしてしまった。
腹が減って夜泣きしたので嫁がモソモソと起きて授乳したのである。
普段だったらRは満腹になって再び眠りに落ちるのだが、
この日は授乳後キャーとか声を上げて
布団の上でジタバタと元気になってしまった。
嫁からすれば早く寝てくれ、というのが本音だろうが
僕は仕事帰りが遅いのでいつもRの寝顔しか見れないから
密かに嬉しかったりする。
だから僕もしばらくはRに付き合って一緒に
遊んでいたが、いつまで経っても寝ようとしない。
さすがに僕もいい加減眠くなってきた。
嫁も眠そうな顔をして困っている。
「こうなったら寝たふりをしよう」
僕と嫁はそう言い合わせて
「Rちゃん!お父さんもお母さんも寝ちゃいますよ〜。
だからRちゃんもおやすみ〜!」
Rに布団をかけて僕らも布団の中に潜り込んだ。しかし
目をつぶっていてもRの声や物音が聞こえてくる。
うきゃー。あうー。もそもそ。ばしばし。
…一体何をやっているのだろうか。気になって眠れん。
遂には壁をドンドンする音が聞こえてきたので
たまらなくなりガバと起きてRを見てみると…
「ね、寝返ってる!」
いつの間にか寝返って四つんばいになっており、
馬のように足で壁を蹴っていた。
Rはまだ寝返りだけで進むことは出来ないのだが
それでもこの格好じゃいつまで経っても寝ないだろう。
「なんでそんなに無闇に元気なんだよー!
夜だから寝るんですよ〜、ハイオヤスミ」
僕は四つんばいのRを持ち上げ仰向けに寝かせたのだが
すぐさまゴローン。
「また寝返りおった!」
Rはとにかく寝たくないらしい…。
もう頭がクラクラして来た。
慢性的に睡眠不足なのである。
睡眠を妨げる敵としては仕事とネットが主だが
Rも強力な要因となってしまうのか。
「君は本当に寝返りが好きだなあ。
お父さんは歴史モノが好きだから
君のこと明智光秀って呼んじゃうよ?」
と、Rに言ったところで勿論通じるはずはなく
ただキャアキャアとはしゃぐのみであった。
寝るまで腹を括って付き合うか…。
敵は乳幼児にあり。
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