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■奥様は鬼女。
2004年02月19日(木)
嫁は娘を連れて児童館に行き、
「新米母親の集い」みたいなイベントに
参加しているという。

児童館職員による「革命的子育て方法」や「母親かくあるべし」
みたいなレクチャーを受けつつ母親達は

「ウチの子はもう立てるわ」
「ウチの子は何でも食べられるざます」
「ウチの子は源氏の血を引いておりますのよ」
「何よウチの子なんて産まれた途端に7歩歩いて天を指差したわ!」
「私なんて処女受胎なのよ!聖母なのよ!」

などと自分の子供を競い合う自慢しいの場なのかなあと思ったら

「今回はねえ、子供の名前の由来を発表しあったのよ。」

わりとゆるゆるの茶飲み話集会のようだ。
いいなあ。地味に楽しそうで。

っておい。

「嫁、まさかRの名前の由来を言っちゃったわけ?」

「もちろん」

「まじでっ」

「夫が近所に住んでる美少女に恋してまして、
 その子の名前をそのまま娘につけました、
 って発表したよ」

「ひいいいいい」

Rの名前は嫁の言うとおり、僕が愛してやまない
近所の美少女Rちゃんの名前からとった。
しかしこれは親にすら言っていないことだ。

「それをヒトサマに言うなよー!
 地域の児童館でしょ!近所の人もいるだろ!」

「いないよー。わたしの横にいた奥さんは
 ○○町に住んでるって言ってた」

「すぐ隣の町名じゃぼけー!」

もう僕はRをつれて近所を出歩けないじゃないか!
いつどこでその時の奥さんに見つかって

「あら、あれはRちゃんだわ。するとあの旦那さんが
 美少女の名前をそのまま付けちゃったという…?」

「いやーねえヒソヒソ…」

なんて影口叩かれたらたまらん。
恐るべきは主婦ネットワークなのである。
彼女たちの情報伝達の速さは時として
インターネットをも凌ぐ。
僕はあっという間に村八分である。

子供の施設だとばかり思っていた児童館は
子持ち奥様方の恐るべきサロンでもあったのだ。

寺の住職が命名した、とか適当に言っとけよ嫁…。

などと女房の愚痴を言い合える仲間が集う
「おじさんの館」も作ってくれないかなあ…。

あ、赤提灯でも行けって?

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アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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