昼間、隣のジェームス君(フロムU.K.)がウチの前で
突っ立ってベーグルをむしゃむしゃ食べていた。
「…なんで外で食べてるの?」
ジェームス君は食べながら空を指差した。
「オヒサマ、デテル。アッタカイ」
ふーん。そっかあ。って、よく分からねーよ!
放射冷却でめちゃめちゃ寒いのに。
イングランド人のやることは謎である。
そのジェームス君、夕方に奥さんと
娘のサリーちゃんを連れてウチに遊びに来た。
奥さんは日本人なのでサリーちゃんはハーフである。
しかも僕の娘・Rと誕生日が1週間しか違わないので
嫁と奥さんは一緒に赤ちゃん健診に行ったりして仲が良い。
サリーちゃんはようやく髪の毛が生えてきていた。
よく見ると金髪である。
「すげー!きれーい!」
嫁とふたりして感動する。さすがU.K.のハーフ!
一方でわが娘・Rは大和民族100%の黒髪が生まれたときから
フサフサである。つむじがふたつあるため
髪の毛が逆立っているのでジェームス君はそれを見て
「パンクスみたいネ」
パンクス発祥の地U.K.人ならではの発言をしていたが
最近は後ろ髪が伸びまくって来たので
「ヒッピーみたいネ」
と言われてしまった。キイイイ!
西海岸へ行っちまえ!
などと毒づいていたら、なんと、ジェームス君一家は
もう今月終わりに本当に引っ越してしまうのだという。
Rとサリーちゃんが生まれたきっかけで仲良くなれて、
これからもっとお付き合いができると思ってたのに。
Rも最初のお友達といきなりお別れで辛かろう…。
「うえええん」
サリーちゃんが眠くなったのか泣き出し始めた。
「じゃ、そろそろ…お邪魔しました」
奥さんが挨拶し、ジェームス君が泣き叫ぶ
サリーちゃんを抱えて帰って行った。
ジェームス君、元気でね。
引っ越し先にも遊びに行くからね。
とりあえずベーグルは家の中で
食べたほうがいいと思うよ!
子泣ーきー IN THE U.K.
↑日記才人投票ボタン。投票のお礼に一言飛び出ます。初回だけ登録が必要↑アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。