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■景気付けにケーキ漬け。
2004年02月10日(火)
「テレビで○○町のケーキ屋が紹介されたのよー
 行きたいのよー!」

と嫁が言うので行ってきた。電車で三つ目の駅の○○町。
嫁はケーキが大好きなのは昔から分かっているが、以前

「生クリームは母乳を苦くするから
 赤ちゃんに良くない。だからケーキは控える」

とか言っていたのである。しかも先週も食ったばかりなのである。
この誓いは一体どうなったんだろうか。いい加減なもんだ。

でも僕も娘・R(5ヶ月)と久しぶりにお出掛けしたいので
あえて突っ込まず電車に乗り、○○町駅で降りた。

「嫁よ、ケーキ屋の場所はテレビで分かってるんだろ?
 どの辺よ。」

「うん、6丁目!」

アバウト過ぎ!

嫁に道案内を任せた僕が愚かであったことよ、と
コンビニに駆け込み地図を立ち読みし
何とかケーキ屋に辿り着いた。

中に入ると可愛らしいケーキ達がキラリラリーンと
ウィンドウに並ぶ。これは僕でも食べたくなってしまう…

と、よく見たんだがケーキにはそれぞれ名前がついており、
それがどいつもこいつも「ピエール」だの「イボンヌ」だの
「エマニュエル」だのヤバげな名前ばかりで躊躇してしまった。
「ピエールひとつ下さい」なんて言えないよー。
(ピエールといえば瀧なんである)

「おい、ちょっと、やばくない?」

嫁にも耳打ちしたのだが、嫁はそんなことにはおかまいなく
目をハートにして端から全部買っていきたいなどとほざいておる。

仕方ないので僕は見た目重視で「イボンヌ」と「ロザンナ」を選び
(一体何者…)買って帰ることにした

「いつもRを手から離せないでしょう?
 食べることぐらいしか楽しみがないの。
 キャー。ケーキー!」

帰り道の嫁は上機嫌。女はこうやってぶくぶくと
おばさんになっていくのだなあ。

しかし悲劇は駅のエレベーターで起こった。
一緒に乗り入れた爺さんがRの顔をまじまじと見つめ

「あれまーこの赤ちゃん…」

一瞬のタメを置いて

「太っちゃって!」

可可と笑ったのである。ムキー!

Rはというと僕ら以上に乙女心を傷つけられたのか
「びえーん」と泣いてしまい、家に着くまで号泣…。

このとんでもない爺さんには「ミゲル」という
ケーキ以上に恥ずかしい名前を付け呪うことにする。

でもやっぱり甘いもの食べ過ぎなんじゃ…。

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アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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