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■デビルイヤーは地獄耳。カーオブザイヤーは車耳(うそ)
2004年02月08日(日)
目が宙をさ迷い、口が半開きの状態で
耳かきをしていた。
目の前のパソコンモニタに映った僕の顔は
それはもう気の抜けた顔であった。

ふと隣の部屋を見ると嫁も同様の
呆けた面をして耳かきをしていた。

お互いダッチワイフのような顔で
見つめ合うマヌケな数秒間があった後

「真似すんな!」

「あなたこそイヤー!」

嫁が「耳」と「イヤー」をかけていたのかどうかはともかく、

仲睦まじい男女の像のひとつとして
彼女の膝枕で耳かきムフー、というのがあると思う。
しかし我が家では各々が自分でやる。
仲が悪いからではない。

僕は1度だけやってもらったがそれ以来辞退している。
嫁の耳かき捌きはとても痛くて恐かった。
逆に僕も嫁にやったことはない。
だって嫁の耳垢ってねっちょり系なんだもおん。

僕はカサカサ系なので、この世にはねっちょり系の
人種もいるということは高校生になるまで
全く知らなかったのだ。

高校のねっちょり系友達に初めて見せてもらった時の
衝撃といったら…。初めて男女結合部分を見た時よりも
大きかったなあ。

さて。ここで疑問がひとつ浮かび上がった。

娘・R(5ヶ月)の耳垢はどっちだろう。

親の片方がドライ、片方がねっちょりだった場合
どちらが優性になるのだろう?

実は僕はRの耳垢を見たことがないのである。
恐くてできん。耳穴をズギャアアアアと
やってしまいそうだから。
なので嫁に聞いてみることにした。

「ね、ねえ。Rの耳垢は乾いてる?ねっちょり?」

どきどき。ねっちょりだったらどうしよう…。
ちょっと、お父さんがっくりきちゃうな…。

「…乾いてるよ!あなた似よ!」

嫁は吐き捨てるように答えた。
僕が散々ねっちょり耳垢なんて見たくもないと
言っているからだろう。

何はともあれビバマイ遺伝子。
ちょっとはねっちょり系にも慣れようとは
思うのだけれども。

いつか嫁娘両方の耳かきに挑戦する
つもりである。

夜はますかきである。

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アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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