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■父:トマホークベーゼVS娘:首ふりイヤイヤ。
2004年02月05日(木)
朝、娘・R(5ヶ月)が僕よりも早く起きていることがある。

仕事から帰って来た時には絶対寝ているので
この時だけがRの顔を見れる唯一のチャンスだ。
1日にわずか数10分。むなしい…。

「行ってらっしゃい」

僕が会社に出かけようとすると、
嫁がRを抱いて玄関まで見送りに来てくれる。
縦に抱っこされたRはこちらをじい、と見ている。

「お出かけのチュー!」

僕は唇をずどうんと突き出した。
しかしRはサッと向こう側を向いてしまう。

苦笑いした嫁がトトトと向きを変えてRをこちらに向かせる。

「お出かけのチュー!」再び唇をずどうん。R、顔をサッ。

ずどうん。サッ。ずどうん。サッ。埒があかん!

何故避けるのだ…。

「あなた、臭いんじゃないの?」

嫁、ひどいこと言うんじゃねー!
そ、それは僕からオジサンの臭いが
立ちのぼっているということか?

どうせ僕は三十路さ…ヨヨヨと玄関に崩れ落ちたが、
そんなことをしているうちに遅刻しそうになったので
慌てて電車に飛び乗ったのであった。

煙草の臭いもやはりまずいのだろうなあと
電車の中で真剣に考えたりして。

煙草もちゅーも、どちらも唇に心地よい。
しかし僕はどちらかを捨てなければならないのだろうか。

悪いことに僕は今まで100回ぐらい禁煙に失敗している。

煙草20本吸う代わりにRの唇を200回吸うことにすれば
やめられるかもしれない。
でも変態親父と言われるかもしれない。

キン エン シテテモ チューシタイヨー チューシタイヨー♪

どっちみちRのファーストキスは
僕が奪ったんだけどね…フフフ…。

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アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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