真夜中。およそ1週間ぶりの夫婦の夜間作業を
パパンパパンパンパンとやっていたら

暗闇の中に浮かぶクリクリした瞳…。

娘・R（5ヶ月）がいつの間にか起きていた！

きゃー恥ずかしい、うわーどうしよう、と
作業を中断し嫁とふたりでアタフタしていたら
Rは完全に目覚めてしまい手足をぐりぐり動かし
「うきゃー」とか言っている。

「お、お腹が空いたのかしら…」

嫁はついさっきまで僕が吸っていた乳をRに
あてがうとRは物凄い勢いで飲みだした。

「私、なんで全裸で授乳しなければならないのかしら…」

寒そうにしている嫁が憐れに思え
僕の上着をかけてやらずにはおけなかった。

授乳が終われば寝るかと思ったが
Rはどんどんハッスルし、寝返りをごろごろしていた。

「あなた、これってやっぱり…」

「うん。Rなりに僕らのマネをしているのだとしたら…」

「イヤアアアアア！」

一体僕らの夜間作業をどこから見ていたのだろうか。
恥ずかしすぎる…。

こうなったらRが寝静まるのを待ち

「これはプロレスごっこだ〜
　今夜見たことは忘れなさい〜」

耳元でささやいて暗示をかけようと思ったが
なかなか寝付かなくて僕のほうが先に寝てしまった。
せっかく1週間ぶりの夜間作業はこうして中断された。

ババンババンバンバン。風呂入れよ！
ババンババンバンバン。歯磨けよ！
パパンパパンパンパン。子供寝てからにしろよ！

また来週ー！

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アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。