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■肉体疲労時の抱擁補給。
2004年01月17日(土)
仕事の修羅場が続き帰りは午前様。
娘・Rがとっくに寝た時間であり悲しい。
Rと一緒にお風呂に入れないしダッコもできない。

娘を抱けないならせめて嫁でも抱くか、と
ケダモノのようなことを考えながら
既に嫁が寝ている布団の中に僕も潜り込む。

「ヒィッ。足が冷たいよ!」

冷え切った僕の足が嫁に触れた。

「あ、ごめん。でも足は冷たいけど
 両足の間にあるモノは熱いぜえ〜」

「ばかー!」

肉体が疲れている時はえてして性欲が増す。
これをバテマラと呼ぶ。

「バテマラであっためてあげよう」

「やだ」

マテコラ。嫁は僕の甘い誘い(どこが)に
全く乗ろうとせず、背を向けてしまった。

「嫁、まろと契ろうぞ」

「…」

今度は単刀直入に誘ったが嫁は無言。
寝たふりを決め込んだようなので

「本当は大好きなくせに…」

と聞こえよがしに囁いたら嫁は「ぶほお」と吹き出し

「あなた疲れてるんでしょう?大丈夫なの?」

再びこっちを向いたので僕はそのチャンスを逃さず
やったるでー、と嫁に覆いかぶさった。

かぶさったのだが…猛烈な疲労感が押し寄せて

「や、やっぱダメだ…」

そのまま伏せって寝てしまった。さすがのバテマラも
いかせてソーロウよりも
寝かせてソーロウであったようである。

性欲はあってもあまりの疲労のため倒れ込み
いきそびれてしまう症状。これを、

いかずゴケといいます。

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アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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