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■クリスマス・イブイブイブイブ。
2003年12月21日(日)
今日こそ娘・R(4ヵ月)を連れて美味いものをを食いに行こうと
子連れ初外食にチャレンジだと思ったのだが

「今日は元職場のクリスマス会だから」

と嫁にあっさり裏切られた。
そういえばそんなこと言ってたっけ…。
嫁がRを産むまで勤めていた保育園。いいなあ。
嫌がらせに黒サンタに扮装して刃物持って
乱入してやろうかしら。

「Rも連れて行くからね」

「え。じゃあ僕はどうしたら…」

「荷物がいっぱいあるから持っていって」

ガチョーン。職場に返すものがたくさんあるとのことで
嫁に大きな手提げ袋を持っていくように指示された。
僕はチャリで15分ほどの嫁の元職場である保育園に
荷物を担いでいくハメになってしまった。

悲しいことに僕は車を持っておらん。
10年以上ペーパードライバーである。
それでも免許はゴールドじゃない。
…原チャリ2ケツで捕まったからね!(威張るな)

「じゃ、保育園の前で」

ということで僕はチャリにまたがり、嫁とRはバス停に向かった。

そうたいして離れた距離じゃないので僕のほうが早く着いた。
嫁の方はバス待ちや渋滞で結構時間がかかるんじゃないかなあ〜
などと計算し、コーヒーでも飲んでるか…と
ジュース自販機まで行って戻ってくると既に嫁が到着していた。

「あれ、お前、随分と早く着いたね?」

「タクシーで来ちゃった。ちょうど停まってたもんだから。えへ」

嫁は恥ずかしげに微笑んだ。

んまっ。なんて可愛い…くねーよ!
そしたら僕がチャリで来た意味ないじゃんこの贅沢嫁!

しかしRの前ではぶち切れることもできず

「ああそう、じゃあね」

お役御免になった僕は再びチャリにまたがり

「こんばんわー」「キャーいらっしゃーい」

という嫁を出迎える暖かい職場の人たちの声を
北風とともに背に受けながらなじみの洋食屋に飛び込み
ひとりカツカレーを食べるのであった。

3人で外食する夢はまたも叶わなかった。
カツカレーは涙のぶんだけしょっぱかった。
僕、オツカレー…。

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アリガトウゴザイマシタ。


今日もアリガトウゴザイマシタ。

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