logo
FONTを元に戻す FONTサイズ固定解除

■母娘の鼻水リンク。
2003年12月20日(土)
「あなたに謝らなきゃならないことがあるの!」

嫁が足元にすがりついてきた。何だ何だ。

「さては僕に内緒でアイス(デブの元)を食ったんか」

「違うけど。それはそれでいずれ内緒でこっそりと…」

「何だと!」

「あ、こっちの話」

「じゃあ実は不倫しちゃってましたとか」

「それもいずれ水面下での方向で…」

「洒落んなっとらん…」

話の腰を思いっきり折られてどうでも良くなった。

「そうじゃなくてね、Rちゃんに鼻かぜうつしちゃったのよーー!」

なにー!慌てて娘・Rの元へ駆け寄ってみたが
いつもどおりすやすや寝ているので拍子抜けした。

「でも鼻水ズルズルでずっとグズってて
 やっと寝付いたところなのよ」

と嫁は言う。そういえば昨日嫁は鼻がグズグズしていたし
Rもクシャミをしていたが、熱がある訳ではないので
そんな気にすることでもないんじゃ…、
と思ったのもつかの間

Rが起き出し、その途端に号泣。
確かに涙と鼻水がズルズル。
よしよしとあやしても収まらず、風呂の時間になったので
入れようとしたがお湯につけた途端にわめいて暴れだし、
お風呂を断念せざるを得なかった。

「どーしちゃったのよ!Rちゃん、どーしちゃったのよ!」

先ほどはおちゃらける余裕があった嫁も
えっらいカリカリし出してキンキン声で叫ぶ。
ようやくRを寝かしつけた後には今度はショボーンとなって

「私がうつした鼻のせいで機嫌も悪いのよ…ごめんね…」

鼻水と、見えなかったがたぶん涙を出しながら
寝床に入っていった。

「気にすんなよ」

と声をかけたが聞く耳持たず。
そんな自分を追い詰めることもないのに。
なんだか憐れで嫁の鼻水ごと風邪をぬぐって
やりたくなってしまった。

ひとーつ、人妻の鼻水をすすり…
ふたーつ、不埒なセクハラ三昧。
みーっつ、みだらな行為の鬼を…じゃなくて

風邪を退治したいものである。
ポンポン。

↑日記才人投票ボタン。投票のお礼に一言飛び出ます。↑


アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

←前もくじ次→
All Rights Reserved.Copyright(C)
エキスパートモード 2000-2005
梶林(Kajilin) banner

My追加