娘・R(4ヵ月)に「べろべろばー」をやっていたら
顔をにっこりさせて
「エヘヘ」
と声をあげた。なんと。Rがっ。初めて笑い声をあげたー!
「嫁!Rが笑い声をあげてる!」
僕は興奮して嫁を呼んだが
「私はもう1週間ぐらい前から聞いてるよ」
とのこと。はらほろひれはれ。なんてドライな嫁なんだ。
僕の喜びに水を差しおって。ワライダケ食わせたろか。
普通そういう時はビデオに撮っておいて僕が会社から帰ってきたら
「アナタ、見て。今日初めてRが笑い声をあげたの」
「ほう。どれどれ。おお。かわいいねえ。
どーれR、お父さんにも笑ってみせてごらん」
「やだあ、今、やっと寝付いたところなんだから」
「そうかごめん。はっはっは」
「キャア。今の笑い声でRが目覚めちゃったわ。もう。ぷんすか」
「こりゃうっかり。はっはっは」
などと絵に描いたようなホームドラマをするんじゃないのか?
ついでに後ろから市原悦子が覗いてたりして。え?しない?
ともかくRは機嫌のいい時に限るが、声を出して笑うようになった。
可愛くて仕方がないのだが、その笑い声が、ちょっと…アレである。
というのもコロコロとした高く明るい声で
「アハハ、キャハハ」と笑うのではなく、どちらかというと
暗い部屋で男子中学生がデラベッピンを見ながら
「えへ…えへへ」
と地を這うような声で笑う感じなのである。
全く誰に似たんだか。
まあ、それでも確実に成長してるんだなあと
Rのほっぺたをプニプニ突っつきながら
悦に浸る僕であった。自然に笑みもこぼれてくる。
えへ、えへへ…
って僕かよ。
血は水より濃し。
これからは口に扇をあてて「おほほ」と
笑わなければなるまい。
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