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■娘にあやまちを…。
2003年12月06日(土)
生後4ヵ月の娘・Rをお風呂に入れるのは僕だ。
溺れないように頭とお尻を手で支えてるのだが
昨晩、その僕の手をすり抜けて頭からボッチャーン。

「あああ遂にやってしまったー!」

娘なのにボッチャンとはこれ如何に。
タコなのにこれイカがと勧めるが如し。
などとベタなネタを作ってる場合ではなく
慌ててRをお湯から引き上げた。

R、初めての溺れ体験でおお泣き。いくらあやしても止まらず
僕は僕でオロオロしっ放しなところへ

育児に関しては冷静沈着で
乳首に関しては色素沈着な嫁が飛び込んできて

「一旦出すのよ!」

Rを抱えて風呂から出して行った。号泣はそれで収まった。

「ごめんよ…」

僕はRに謝りながら抱いてあやしたが、余程怖かったのか
その後の寝つきがひどく悪くてずっと泣いていた。

そして今日。前日の恐怖を忘れてくれていることを願いつつ
そーっとお風呂に入れたのだが、ものの数分で

「うぎゃー!ひえええー!わーん!」

この世の終わりが来たかのような叫び声をあげられてしまい
また中断せざるを得なかった。

Rはあんなにお風呂が好きだったのに…
いつも気持ちよさそうに「ゆよーん」と漂っていたのに…
これでお風呂嫌いになって不潔娘になったらどうしよう…
僕のことも嫌いになって不良娘になったらもう僕ちゃん生きていけない。

自分の部屋で悶々としていたら嫁がやって来て

「…溺れたせいじゃないよ。今日はあまり眠ってないから
 もともとグズってたのよ」

と慰めてくれた。

「ほら、今日はこれだけしか寝てないの」

嫁はRの育児日誌を持ち出し、開いた。
僕がこれを見るのは初めてである。
そこにはRの睡眠時間だけでなく母乳をやった時間、
おむつを取り替えた時間、うんちした時間、その他コメントなどが
産まれた初日からびっしりと完璧に書かれていた。

驚いた。脱帽する他ない。母の愛の深きことよ。

「お前…凄いねえ…」

育児日誌を少し読ませてもらう。

「溺れたのは関係ないから、ね」

嫁は改めて言う。だが僕は今日の日誌の中に

「昨日お風呂に顔を突っ込んだせいか今日もおお泣き。
 トラウマにならなければいいけど」

 
と、しっかり書かれているのを見つけてしまった。
お前だってそう思ってるんじゃないかよー!

僕はとんでもないことをしてしまったのだろうか。
僕のかけがえのない娘を…。
かわいいお嬢様を…。
やんごとなき姫を…。

溺れるものはわらわが姫じゃ…。

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アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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