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■甘い言葉と辛い罠。
2003年10月14日(火)
「ちょっくら池袋に行って来るよ」

休日、僕が買い物に出かけるたびに

「お土産よろしくね!ケーキかアイスがいい!」

嫁は甘い物をねだる。狙いは池袋東武西武の
デパ地下スウィーツ売り場群。

「お前は先週もアイスをバカスカ食ってたじゃないか!」

太っても知らんぞ、太ったら抱いてやらんぞ、と
僕はいつも言っていたのであるが

「アイスやケーキの乳脂肪分がいい母乳を作るのよ!
 Rちゃんのためにいっぱいお乳を出すのよ!」

最近は娘・Rを盾にした大義名分を得てしまったので
断ることができなくなってしまった。

しかし嫁の言われるまま買って来るのも
いまいち面白くない…おおそうじゃ。

キムチシェーキ
キムチシェーキ限定販売。ロッテリア池袋東口店にて。

よし、コレを買ってやろう。
そしてケーキに添えて黙って差し出そう。
イチゴかなんかのシェーキだと思うはずだ。

嫁よ。たった「限定10店だけ」のうちの1店に
僕が通りかかったことを不運に思うがいい!

嬉々として家に帰った僕はまずケーキを嫁に渡した。

「うわあ!おいしそー!」と嫁が目の色を変えたところで
件のシェーキもそっと差し出した。

「…え、アナタ、飲み物も買ってきてくれたの?」

「ほんの僕の気持ちです…はい、あーん」

確かロッテリア店員は「よく混ぜてお召し上がりください」と
言っていたが僕はシェーキの赤い部分のみをスプーンですくって
嫁の口に入れた。

嫁は少し口をモゴモゴさせた後に…

「何コレー!辛いー!何を私に食べさせたのよー!」

「キムチシェーキ」

「何でこんなもん私によこすのよー!」

「最初に言ったじゃないか。『僕のキムチです』って」

「ふがああああ!」

嫁はケーキで口直しを始めてしまった。
全て僕のシナリオ通りであった。ふふふ。

1時間後。

嫁がキムチシェーキの容器をすーっと僕に差し出して来た。
中身は半分ほど減っていた。

「お前まさか、ここまで飲んだの?」

「ゴメン…これが限界…アナタの気持ちに
 全部応えられなかったわ…」

僕が悪かったー!

キムチ悪くしてごめん。

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アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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