寝室を覗くと嫁と娘・Rちゃんが寝ている。
寝床の右側に嫁、真ん中にRちゃん、そして空いている左側が
僕のスペース。
嫁とRちゃんが育児里帰りから帰ってきてまだ2日目で
いまいち実感が湧かなかったのだが、
こういうのを見るとやっぱり家族が増えたんだなあと思う。
寝床の左側にごろんと寝っ転がると
それに気付いたRちゃんの目がぱかっと開いた。
「Rちゃん、おやすみ」
と話し掛け、じわじわと閉じていく娘のまぶたを見ていたら
いつの間にか目を覚ました嫁の顔が
ぞぞぞーっと接近してきた。
何か物欲しそうな目でこちらを見つめている。
「…嫁、おやすみ」
「うふ。おやすみ。アナタ」
嫁は満足したのか寝床の右端に戻っていった。
再びRちゃんの顔を眺めていると、
余りの可愛さにふらふらと吸い寄せられ、
唇に「ちゅっ」とやってしまったら…
再び嫁の顔がぞぞぞーっと接近してきた。
何か物欲しそうな目でこちらを見つめている。
「…」(嫁もして欲しいのだろうか、と僕)
「…」(んー、と唇を突き出す嫁)
「…」(鼻糞をほじる僕)
「…もういいよっ!お情けでされるみたいで
みじめになるからっ!」
切れた嫁はものすごい勢いで寝床の右端に戻って行き
壁に「がこっ」とぶつかって
二度とこちらを振り向くことはなかった。
ちょっと躊躇して間を開け過ぎたのが
いけなかったようだ。
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