銀の鎧細工通信
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2004年11月13日(土) 対光(アルとエドの葛藤、兄弟それぞれ)

ひかりのなかにいた、小さな頃。
父親がいないこと、寂しさや悲しさはあっても、いつも
それは母親が満たしてくれるひかりの中で紛れてかき消えた。


ひかりの見えないところにいた、自分たちの犯した罪、
とも認識していなかったあの行為をなした頃。
何も見えなくて真っ暗で深くて重くて何も見えない見えない見えない
見えない何も見えない真っ暗真っ暗な中で、繋いだ手だけが確かだった。
それだけしかないのだ、と思い込むことで必死にすがった。






その手をねえ、今も繋いでいる?



繋げているのかな。





弟の変貌からもう何年か。
兄さんの半身が機械になってもう何年か。

ここまで走ってきた道は同じところを巡っていやしないか。
出くわした先で幸せな事件などがあったろうか。

アルを元に戻す方へ進めているのだろうか。
兄さんは追い詰まっている。

何とかなる方法なんてあるんだろうか、俺たちが。
放浪の中で兄さんだけが変わっていく。

近付いているのか、なあ真理。
真理、というものの正体、思い出しても僕の体は思い出されない遥か彼方。

いろんな大人に会った、晒し者はアルなんだ、俺じゃない。
僕たちに会った人たち、皆ふしあわせを抱えているという実感。

日々だけが失われていく、アルの生身の記憶とともに。
兄さんは、焦っている。

走ってきた道の意味、後ろにはなくても先に進むしかない。
僕自身の失っていく感覚、もう僕の魂は鎧に根を張ってしまったのかな。





乖離していく思惑。
繋いだ手をいつまで繋いでいられるだろう、
繋いだ手をいつまで繋いでいくのだろう、
忘れかけてゆく、遠い遠いひかりへ対して。


いつまで、どこまで、


それとも、もう?






END

鋼は、詩的に散文的に書くのが自分としては良いです。
物語は原作で彼らが歩んでいるから。
二次創作ではその断片を想いたい。

銀魂はね、長くなっちゃうんですよねえ、えへえ。
なんてだらりと笑いながらまだコミックスカバー付きのジャンプ
(最早目当てはそれのみで名称が思い出せない始末)買ってないや。
やばいやばい!!買わなくっちゃ!カバー!!!


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