人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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もう、あのときとは違うんだ。
新潟中越地震で強い被害を受けた地域の名を聞いて、驚いた。見附市といったら、父の故郷。私も数ヶ月、住んでいたことがある。もう祖父母は亡くなっているけれど、「もうこの冬は越せない」と十年近く言い続けている高齢者を筆頭に、見附市にも長岡市にも親類がいる。もちろん、墓もある。すぐさま、東京の父に連絡したら、「電話つながって、みんな生きてたよ」とのことだった。とりあえずは。
先日、厚生労働省が、全国に保健師の派遣を要請した。私の勤めるところからも、行くことになった。私も一応希望を出した。 阪神・淡路大震災のときは、私は何の資格もないただの子どもだったが、今回は、資格があるがために支援できることがある。
新婚間近か新婚早々に数日不在になるかもしれない旨を恋人に伝えたならば、阪神・淡路大震災を体験した過去をもっているせいもあるのか、「俺のことなら大丈夫だから、行っておいで」と言われた。新婚家庭の同僚は、「余震が続いているところに行かせたくない」と言われたという。
生々しい災害現場の写真の載った新聞を見ていたら、見附市にあった谷信のアイスとドルチェ小川の栗のお菓子と伊勢屋の巻き物の味が、ふいに思い出された。
私の故郷も、そこにあるのか。
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