人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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ないものねだり?
色気、とは一体どこから発せられるものなのか。もうすぐ婚姻関係になる予定の恋人に、「もはやお前に色気は感じない」と断言され、「これから新婚さんなのにさ…」とかなり落ち込んで、そして前向きに検討し始めたのだが、謎は深まるばかり。
そもそも、男と女という性差でも感じ方は違うし、そこに個々の好みを加味したら食い違いは広がるばかり。色気の種類も豊富で、女だけでなく男からも感じられるものだし、性的アピールをかもし出す色気、爽やかな性を感じさせる色気、少女から女性への成長期に出される不安定な色気…嗚呼、私にはどれも欠けているのか。
そういえば、私が度肝を抜かれるほどの色気を感じる女性がいた。昔、勤めていた高齢者専門"姥捨て山"病院にいた、バツ1女性看護師。中学生だか高校生の息子と犬の"モモチャン"が家族にいた。 はっきり言うが、全然きれいな人じゃなかった。スタイルもりっぱなおばちゃん体型だった。どう頑張っても「きれい」「かわいい」とは縁遠い容貌だった。だけど、顔つきや、全身から溢れる、その色気、色香は同性の私をどぎまぎさせるだけのものがあった。そしてそれは、同性の私だけではなく、異性までもをひきつける威力があるものだった。
芸能人や、近くの存在に色気を感じることはあるが、それはあっさりさらりとした、"ちょっぴりドキ"くらいのレベルのものである。そんなものとは比べようがないくらいの、直視するのも恥ずかしいと感じるくらいの、あのものすごい色気を身につけた人というのは、私と一体何がどこがどう違うのか。あの頃はどきどきしすぎて、そこまで考えるに至れなかった。
でも、色気がありすぎるのも大変かもしれない。色香に惑わされた人に付きまとわれたりしても怖い。さらり、とした色気くらいでいいのかもしれない。そもそも、自分の魅力というのはそんなに自覚できるものではないのかも。
もしかしたら、私も恋人でない人には色気を感じてもらえているのかもしれない。
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