人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
日記一覧|past|will
| 2004年01月13日(火) |
佐々木(仮)家の人々 〜 アイドルの座を追われる |
それはすでに、過去の栄光。
佐々木(仮)家には、いい例えるなら蝶2匹だとか花2つだとか、な存在があった。佐々木(仮)姉妹。それは、私と妹。しかしもう、その姉妹も齢26と22。欲しいものを問われれば親が使うものよりも高価なものを指差し、ひとり暮らしなのをいいことに、男を引き込んだり吐くまで飲んで二日酔いで翌日の昼まで寝込んだりと好き勝手している成人女性たち。本人たちに自覚があるほどの、かわいげのなささ加減。 だけど、それでも許されていた。それでも、蝶や花だった。そう、ほんのちょっと前までは。
昨年妹が、通う学校の研究棟から子猫を譲り受けた。推定、平成15年7月生まれの雄猫、マチ。どうやら大学の校門前に捨てられていたらしい。見に行って一目惚れし、即刻引き取ったのだという。確かに、面食いな妹らしい一目惚れで、なかなかの器量よしさんを貰い受けた。 そいつに、私と妹はアイドルの座を奪われた。
大学が冬休みに入り、妹が猫を連れて実家に帰省した。妹が帰る直前まで、まだ子猫な猫が来るなんて、うちの中どうなっちゃうのかしら…オーダーメイドのカーテンは外していたほうが無難かしら…それともいっそ檻を買おうか…妹の部屋に閉じ込めておこうか…などと母は心配していた。しかし、しかしだ。猫と対面した途端、結構なほどおおらかな気分になってしまったようで。 私が妹のあとに帰省したときには、もう、猫は家の中を歩いていた。
マチや、おいで、とやさしく語りかけている父。どうせ春休みに帰ってくるなら猫は置いててってもいいのよ、と言っている母。
私たち姉妹の立場はもう、佐々木(仮)家では…。
|