人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2003年11月20日(木) 私は彼女に恋をしていたのだろうか

思春期特有の、濃密な友情を引きずっているような。

年に数通の携帯メールのやり取りと、年に1〜2度の逢瀬の君を、"親友"と呼んでもいいのであれば、彼女は間違いなく私の親友である。高校時代に出会い、その存在を鮮烈に脳裏に焼き付けてくれたカエ。

生活嗜好にリンクするところが多く、高校時代はいつでも一緒だった。同じクラスになったことはなかったが、皮肉なことに私とカエとを二股した男が委員会、部活という場所で私たちを引き合わせてくれた。

普段は穏やかなのに時々感情的に怒るところも、怒ると涙が出てくるところも、小説もまんがも好きなところも、苦手な人が同じだったところも、趣味は異なるのに現実に好きになった男も、当時は腰まで届くほどに伸ばしていた髪も、共通項はいくつかあり、それらが似通いすぎてイヤになることのない程度のものであったためか、最終的に男よりも互いをとる結果になったことさえあり。

久々のカエからの連絡にドキリとした。心臓の跳ね上がりは、ひやりとするものではなく、むしろ、熱くて。
メールアドレスが変更になったからと、毎月サーキットに行っていると、来年は富士スピードウェイが休業だからどうなっていることやらと、近況が綴られていた。頭文字Dにはまっていると返事を出したら、全部持ってる、むしろバリバリ伝説のほうが好き、と返ってきた。
こういうやりとりをできるのは、私の周囲では彼女だけだ。

同級生にお前らレズかと言われるほどの呼吸で思春期を過ごした彼女と私は、道が少しずつ離れてもその存在を忘れることはなく。

奎佐ちゃんだけに着物姿を見せたかったの、と雪の日の成人式の日にカエが言っていたことをふと、思い出した。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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