人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2003年10月27日(月) 追い詰められる者たち

うつ病患者を励ます会。

うつ病を患っている主婦の家に行ったら、主婦の実姉が来ていた。実姉は、私と主婦の会話に控えめに参加していたのだけれど、主婦の自殺企図の話になった途端、「ええ?!」と悲鳴を上げた。

主婦がうつ病の診断を受けて2年。立地条件の悪い場所に住んでいるため、毎週の病院受診は、近所に住む実姉か同じく近所に住む長女か次女が車を出してくれているんだそう。身内の援助があっていいね、とそのときには思ったのだけれど。

「姉や娘たちに迷惑かけてて申し訳なくて、頑張りたいとは思うんだけど、なかなかうまくいかなくて…『くよくよしてるからよくならないんだ』ってみんな言うんだけど…動こうと思っても動けなくて」
死を考えることなどしょっちゅうだと、泣きながらそう言った。

家族にとっては、身内が"うつ病"と医師の診断を受けていても、その事実は受け入れがたいものなのだろう。否定したいものなのだろう。
うつ病には"叱咤激励"はいけないと、知らないわけはないと思うのだ。2年、家族に隠さずにいた主婦。なのに、家族の理解は"理解"でなくて。

病を抱える人の孤立は心の孤立でもあって。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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