人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2003年10月21日(火) いい年して、きれいさだけを愛してくれる男なんて

この人、お化粧とったらどんな顔してるんだろう?と思った。

いつでも化粧ばっちりな同期に偶然本屋で出会ったら、ふと、他の同期のことを思い出した。
鎌倉にある大きなお屋敷の息子で、矢田亜希子好きの同期。彼の母親は、彼や夫(彼にとっては父)の前でおならをしたことがないのだという。だから、彼は彼が好きな女性は自分の前でおならするわけがないと。そんなのはしたないと、そう言った。
それを聞いた私と、元看護婦の同期は大爆笑。病院に勤めていた頃は、ガスが出る出ないで患者と一喜一憂することが多かった私たちにとって、人がおならをするということは当たり前の事実である。人体生理学からして、しないほうがおかしいのである。彼とそんな話をしたとき、私も彼女も、自分たちの彼の前で隠すことがなくなっていた頃だった。
でもまあ、いいだろう。彼がそう言うのであれば、彼の前で一生おならをしない彼女を見つけるといいさ。

ちなみにうちは、おならをするときは「おならぷー」と言わなければいけないルールがある。彼の元嫁さんルールがそのまま活かされているのだが。実家ではしたあとに「ごめんなさい」と言うのがルールだった。プライベート空間でまで隠さなきゃいけないことになっていたら、私、死んでいたかもしれない。

性欲・食欲・睡眠欲・排泄欲…その強弱は個別的であっても、自分が感じることは他者も感じていることであり、自分が体験していることは他者も体験していることであるといえる。

生きる基本に夢見がちな男なんて、私要らない。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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