人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2003年10月08日(水) 情報収集を失敗するほどの衝撃度

私の出会った最高齢のゲーマーに乾杯。

来月81歳になる女性のおうちに訪問に行った。現役時代は住み込み家政婦だった彼女のお部屋は、いつ行ってもとてもきれいに整えられている。現在、熱に浮かされたように収納のオニになっている私には、見習うべきものがたくさんあって、そういう意味でも訪問しがいのあるお宅だ。

パンフレットをもとに介護保険について説明しているとき、ふとテレビ台に載ったグレーの機械が眼に入った。

…プレステ?

彼女は独身を突き通した、身寄りのない独居のお年寄りである。孫が遊びに来るということはない。私は聞いたさ、「ゲーム、なさるんですか?」って。

夜中眠れないときにちょっとやってみたりしてるんだけど、時々興奮してかえって眠れなくなっちゃうのよねえ…と彼女は言った。

私は抜かってしまった。やると興奮してしまうようなゲームって何なのか、何のソフトをやっているのか、"プレステで遊ぶ80歳女性"に驚愕しすぎて、聞くのを忘れた。

誰かに何かを聞かなかったことを、これほど後悔したことはない。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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