人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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知らなかった。
たった1本、道を隔てただけで別世界が広がっていた。100人に満たない小さな集落の住む、広大な土地。隣家の距離が、数十メートル。
きれいに並べて植えられた、大根畑。咲き誇り、咲き乱れる彼岸花。ささやかな、清いせせらぎ。仰げば、透き通るような青の、秋の空が見え。
一瞬、仕事を忘れた。我を忘れた。目の前に広がるやわらかな景色に、すべてを奪われた。 彼に見せたいと思った。彼と見たいと思った。
こんなに近くに、楽園があったなんて。
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