人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2003年07月28日(月) 狂気の瞳

彼らを狂気に駆り立てる原因は何なのか?

"少年犯罪"とくくられる事件が、繰り返し起こる。きっと、マスコミで騒がれない程度の犯罪は日常茶飯事のことなのだろう。マスコミで取り上げられるのは、"異常性"を示すものが多い。
"少年が起こす犯罪"と"少年が巻き込まれる犯罪"。多すぎて、小さいものなど把握しきれない。

昔、精神医学か何かの専門書で、『子どもは自殺ができない』という記述を読んだ覚えがある。だけど、今は小学生でも死んでしまう。『自殺の方法』を小学生でもたやすく知ることができるようになってしまったからなのだろうか。テレビでもまんがでもネットでも、首吊りだの入水だのリストカットだの、自殺の方法が氾濫している。調べようと思えば、すぐに調べられる。

2歳児が、刃物を持って保育士を追いかけ回したという事件があったそうだ。
ここで間違えてはいけないのは、2歳児が、保育士を、刃物を片手に追いかけた、ということだ。普段子どもと触れ合っていない人には、2歳児がどの程度の存在なのかは分からないかもしれない。だけど、2歳児といういきものを知っている人からみれば、信じられない事件だと思う。

人間というのは個人差もあるが、40週(10ヵ月)近くを胎内で過ごし、生れ落ちて3〜4ヶ月で首が据わり、5〜6ヶ月で寝返り、6〜7ヶ月でお座り、8〜9ヶ月ではいはい、9〜10ヶ月でつかまり立ち、1歳くらいで独歩に発語、1歳半で2語分(「ワンワン、いた」など)が出るか出ないかくらい、2歳で小走りできるかできないかくらいのものなのだ。2歳なんて、おむつも取れていない時期なのだ。おっぱいだって離せない子が多い時期なのだ。
なのに、刃物を手にした幼子がいるという事実。

人はどこで道を誤るのだろうか。
これが、"珍しくない事件"となる世の中が来て、いいものなのだろうか?

この感覚が麻痺するような世の中には、私はしたくない。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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