人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2003年07月20日(日) 夜間に空飛ぶ想いはどこへ行くのか

生命の夜間飛行。

ほろ酔い気分の彼氏さまと素面の私が夜11時頃、バス停から我が家に向かっていたときに、それを目撃した。近所の水道会社の看板と夜道で点々と足元を照らす歩道のライトの中、空を飛ぶ小さな黒い影。
最初はゴキブリかと思った。しかし、それにしては大きい姿だと思った。次いで、その頭のほうに細い突起を認めた。
「あれって…」ふたりで歩を止め、夜空を見上げる。私たちの頭上から駐車場の真上を通り抜け道路上に行き、回旋してまた頭上に来た。トータル20m以上の飛行。
そんなに長距離を飛ぶ姿を見たのは私も彼氏さまもはじめてで、態度では静かに、だけど心は軽く弾ませて私たちは見入った。つなぎあう手に力がこもった。けれど、懸命に目で追っていたのに、最後はどこかに消えてしまった。

夜に見た夢のような出来事は、今も心の中に。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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