人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

日記一覧pastwill


2003年07月17日(木) 妊娠なんてしなければよかった、子どもなんて欲しくなかった

できちゃった、という方が実は気楽だったのだと気がついた。

性交はするけれど、妊娠しては困る、という人がいる。学生だとか、相手と婚姻してないだとか、婚姻予定がないとか、不特定多数としているだとか、仕事の都合だとか、持病があって自分に負担かかるからだとか、子どもは好きじゃないとか、色々な人がいると思う。

だけど、婚姻していたり、ひとりで望むだけでなく相手にも子どもを望まれていたり、子育てしやすそうな環境にいたり、経済的にも困っていなくても、妊娠なんて怖くない、なんて人、いないと思う。

だって、妊娠ていうのは、他者の命を胎内に囲うことなわけで。下手すれば、自分も死に至るわけで。つわりがひどくて入院することもあるし、疲れやすいし、自分の体調でさえも手一杯なところに、子どもの成長ぶりさえもを心配しなくてはならない。仕事のある人は、仕事への不安も出てくるだろうし。定期健診のたびに溜まるストレス。

うれしい楽しみ、だけの気持ちで妊婦は生きていない。負の感情だって抱くことはある。母子健康手帳をもらいにくることの多い妊娠初期だって、もうすぐお産という妊娠後期にだって、複雑な胸中の人はたくさんいる。
欲しくて作って、なのに、身体も心もつらいだなんて。好きな人の子どもができてうれしいけど、いやだなんて。いっそのこと、と思うことがあるだなんて。

ホルモンのバランスの崩れによる感情の変化にも、妊娠を契機とした自分を取り巻く環境の変化にも、揺れて揺らされて。パートナーはどれだけ支えてくれるんだろう?

母親失格だなんて、自分を責めなくていいの。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




↑エンピツ投票釦
My追加