人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2003年07月10日(木) 官能的な指先

互いの心身の凹と凸を合わせて。

最初は「いい年してそんなん…」とひどくずかしがっていたのに、今では何もしないほうが訝しがられるようになった。私たちにとって、手をつなぐことは、自然なこと。当たり前のこと。一緒にいたら、しなくてはいられないこと。

自分が相手の恋人であることを確認しあって認識するって、断りなく肌に触れることを許可されたということなのかもしれない。
前を行く左右に揺れる手に手を伸ばすことも、「ほら」と手を差し伸べられてそれが何を意味するのかを理解することも、好きな人が相手であればすぐのことであり。

手の平を合わせるだけでなく、指と指を交互に合わせたり、親指の腹で相手の手の甲や指を撫ぜたり、手をつなぐだけでは満足できずに、より深く熱く肌を感じようとしてしまう。
スラリとかサラリとか、そういうスマートでさわやかな形容の似合わない彼の、無骨さのある手指が、私は好き。

時々、身体を重ねるよりもエロティックな感覚を得ることもあったりして。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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