人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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使えない男が使えない女よりもたちが悪いと思うのは、私の偏見だとは思う。
いい年して、そう、うちの父と同じくらいの年齢で、すごく、使えない男が、役所にいる。小娘の私が一緒に仕事をしてそういった感想を抱くくらいなので、相当のものだと思ってくださっていいと思う。
公務員にも、アタリ年とハズレ年があって、そのせいもあって市民の皆様にはご迷惑をかけていると思う。アタリ年があってもハズレ年があれば、アタリ年がハズレ年を動かすことも、ハズレ年がアタリ年を使いこなすことも、難しい。どちらもまったくもってうまく歯車は回らず、結局仕事ははかどらない状態になる。お互い、同じ職場にいれば無視もできない。縛られる。だから、いつまでたってもサービスは向上せず、悪習も仕事内容もそのまま後の世代に引き継がれていくのだ。
ファザコンである私は、父が男の基準だ。父は、少しばかりお人よし傾向があるけれども、使える男だ。頭は決して悪くない。 だから、そんな父を見て育った私は、使えない男は好きじゃない。だけど、たとえ頑張りの1割しか有効でなくても、何事にも一生懸命な人であれば、好きだと思う。
使えない男は、よれよれの背広姿に、かばんもセカンドバッグも持たず、まさに手ぶらで通勤している。運悪く、毎朝通勤途中に会う。私は、彼におざなりの会釈をする。
使えない男を父に持たなくて、私はしあわせ者だと思う。
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