人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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| 2003年04月25日(金) |
もっこりだとかこんもりだとかの表現は |
雨後のたけのこ。
母が、たけのこ堀りに行ってきたと連絡してきた。うちは毎年、たけのこ掘りに行っている。母の勤めている店のオーナーが竹山を持っていて、この時期、うちの家族もそこに掘りに行っているのだ。 私も昨年まで母と一緒に数年連続行っていた。実に斜面の厳しい山なのだけれど、たけのこ掘りの楽しさに目覚めてしまうと、どんな急斜面でもわくわくどきどき上ってしまう。今年は実家を出てしまっていたので、一緒に行けなかった。
たけのこは、見た目にはっきりわかるほど生えたものはいけない。そんなのもう、硬くておいしくない。ちょっと出てるか出てないかくらいがちょうどいい。そういうのを発見できたときの、喜びといったら・・・うふふ。そんなたけのこの見つけ方を、オーナーは「生え始めている場所は土がもっこりしているからわかるわよ」と言う。このオーナー、女性なのだが、「もっこり」という形容はいかがなものなのだろうか? なので私は「こんもり」と言い換えている。母はオーナーの影響で「もっこり」だが、私は若い独身女性としてのプライドを持って「こんもり」と言う。こだわりの表現法だ。しかし何にせよ、少し性的っぽい印象を受けるのは、私の根本が間違っているせいなんだろうか・・・。
さらに、たけのこは頭を引っ張ればすっぽり出てくる、なんてものではなくて、周囲の土をある程度掘り下げてからでないと変なところで折れてしまう、とてもデリケートな植物だ。だから、たけのこを傷つけずにスコップで丁寧に土掘る力が要る。むきむきと掘って、抜いて、むきむきと担いで山を下る。ちなみに私は、いつもオーナーから借りた背負いかごを背にして行動していた。
そういえば先日、たけのこのお刺身が、意外にポピュラーな食べ物じゃなかったことに気づかされた。新鮮なたけのこを毎年仕入れていた我が家では、当たり前の食べ物だった。生たけのこのさきっちょのわやらかくて薄いところを、わさびじょうゆにつけて食べる、たけのこのお刺身。これがまた、いがいが感がなくて、おいしい。 ちょっと高級な和食屋に同期と行ったらメニューにあって、6人中私ひとりしか食べたことがなかったので頼んだならば、私にとっては「なんじゃこりゃーーー!」というものが出てきた。うにもびっくりな、氷のお山とざるの上げ底の上にちょこんと数枚ぺらぺらたけのこが乗ってた。値段にも量にも驚かされ、もう、私の心臓バクバク。
たけのこって雑草みたいなものなのに、何でスーパーや料理屋だとあんなに高いんだろうか・・・。皮をむけば、あんなに小さくなってしまうものなのに。掘り賃・湯で賃込みなんだろうか。
田舎育ちの私には、たけのこの相場が全然分かりません。
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