人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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片想いの頃ほど、誰かにやさしくできたことはあろうか?
海羽野チカ・著の『ハチミツとクローバー』というまんがを読んでいたら、そんな感想を抱いた。この本の登場人物のほとんどがみごとな片想いっぷりで、それぞれの片想いの形を抱いていて、とっても泣ける話で好きなのだ。自分が体験した片想いのときに感じた思いを、つい振り返ってしまう、そんな話ばかりで。
片想い時代、というか想いを告げていないときって、好きな相手に一番やさしくできるときなんじゃないだろうか。 そりゃ、姿見かけるだけで、そばにいるだけでドキドキしたりして、うまく話せなかったり冷たい態度をとっちゃったり、挙動不審になることもしばしばだけれど、やっぱり、なんらかのかかわりをするときには、すごくすごく、やさしくなれると思う。
想いを告げられず、彼とチャットできるだけでうきうきそわそわしていた頃と比べたら、今の彼にやさしくしているかといったら…あー、まあ、わはははは。 「大丈夫だよ!」「気にしちゃだめ☆」なんてせりふが、「やっぱり、出会った頃よりはげてきたよね」だとか「最近、手抜きなんでもう少していねいにお願いします」だとか、えらそうな声かけに変化してしまったような気がする。 あんな、自分のひと言ひと言に想いを込められず、懸命にさりげなさを装うしかできなかった日々を思うと、付き合えている今はとてもしあわせでより大事な存在になったはずなのに、付き合いが長くなればなるほどに、何故か態度が横柄化。
一方彼は、とてもやさしくなった。失うのが怖くて、気の毒なほどにやさしい。 そのやさしさに胡坐をかくわけではないけれど、だけど、そのやさしさがあるからこそ、私、安心して遠距離恋愛を続けられているのかもしれない。 少し、あなたに恋をした頃を思い出してから、来週末のデートに臨んでみようと思う。
緊張して、態度がぎこちなかったらごめんね。
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