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■ 喪失
僕は太宰では無いという確認作業。 そのつもりだったけれど、 分かってくることは案外に僕は太宰だと言うこと。
なぜそんな風に思うのか。 それは勉強している内に、 太宰が案外に分かりやすく、単純なように 見えてきたからだ。 そんなにたいした奴でもない。
そんな感じが、かえって僕と太宰を近づけた。
全ての原因は 「僕ら、恵まれすぎていました。」 「僕ら、怖れすぎていました。」 「僕ら、弱すぎました。」 そんなところだ。
太宰は言う。 「弱さは、罪なりや?」
生きていくためだけに、 弱さを、罪だと、悪だとは断じたくない。 そんなんじゃ納得できない。 そう思っていたけれど、 それは結局、自己弁護じゃないのかと言う気がしてくる。
理由はいつも単純なところにある。
そして問いも結局は単純なところに帰る。
「僕ら、どうして 生きていかなければならないのか分からないんです。」
「人間は、どうして生きていくのでしょうか。」
「何をしに、生まれてきたのだろうか。」
楽しさを見失った人間。
2003年12月26日(金)
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