一度だけの人生に
ひろ



 笑みの悲しさ

僕ら楽しいときは、明るく笑う。
悲しいときは、もっと明るく笑う。
心配されたら、笑ってみせる。
笑って見せられたら、笑って応える。

それは決して、
表面だけの付き合いと言う事を意味しない。
決して、適当にあしらったと言うわけではない。

それが一番の人と人の間の
優しさであるのだと最近、思う。


お互いの悲しさ、侘しさ、辛さは
全部、分かっている。いつでも感じている。
その「分かっていると言うこと」が大切なこと。


本当に分かっているからこそ、何も言えないんだ。



「わが友の、笑って隠す淋しさに、
 われも笑って、返す淋しさ。」 太宰治



生きていくことは淋しいこと。

2003年12月17日(水)
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