一度だけの人生に
ひろ



 泡の命

数年前、初めてリストカットをして、
自分は尋常じゃないと騒ぎまわった。
けれども、冷静な眼で周りを見てみると、
「なんだ、みんなやってることじゃんか・・・。」

リストカットなんて単なる趣味。



ある日突然発狂しただとか、
薬飲んで病院に運ばれただとか、
普通に接していた人たちが続々と
おかしくなっていく。そんな時代。

何も珍しいことじゃない。



「愛」と言う言葉の氾濫。
愛ってなんですか?
分からないことは口にしないのが良心的。

真摯に愛そうと思えば、
「愛」なんて言葉は簡単に使えない。
けれども、
「そんな生真面目な人間は魅力が無い。」
「ニュアンスで良いんだよ。
そう言う『感じ』があれば良いんだよ。」
「極論的には『嘘でも良いから言え』。」
と言うような意見もちらほら。

僕は一言
「そんな愛はいりません。」

ごまかしや嘘なら、最初から
無いと言ってもらったほうが有り難い。
僕は「好き」と言う言葉で十分。


2003年12月27日(土)
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