一度だけの人生に
ひろ



 断章

どうにもああいう男は好きになれない。
と思って、一言言って見たら、
自分の言葉が苦労人の説教でしかない
ことに気がついて、いやな気がしました。


笑っている人は「明るい。」
そんな風に単純に考えている奴が腹立たしかった。
外に見えているものなんて・・・。

語らざれば、憂い無きに似たり。

けれども

無いわけないじゃん。


この世の中の人と人の間では、
けれども、苦しいときは「苦しい!苦しい!」と
大声でわめき散らさない限りダメらしい。
悲しさを訴えない人には悲しさに一人耐える義務があり、
淋しさを訴えない人には淋しさを我慢する義務がある。



世の中には、
甘えて欲しいと思う人もいることを忘れてはいけない。



死んだって別に良い。
と思っている人が、案外に既存のルールに
深くこだわっているのは意外に思う。
死んだって別にいいのだから、
自分の望むような生き方をしてもよさそうなものだと思う。

馴れ合いも、依存も、同情も、
なんだって良いじゃないかと思う。

それでダメなら、死ぬだけだ。


やはり僕ら馬鹿馬鹿しいと言いながら、
そう思い切れていないところがある。


望めば、自分たちだけでも、
自分たちの身の回りだけでも、変えられるのに、
まだ、与えられたルールの与えられた価値観の中で、
「立派」に生きようと思っている。








2003年12月13日(土)
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