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■ 何にもならない
結局、僕らは幸せ過ぎるから、 毎日、変なことで鬱々したり、 小さなことでカッとなったりしてしまうのだろうか。
ゼミ室を出てすぐの窓際、 椅子に腰をかけて、煙草を吸いながら 三年間、ちっとも変わらない同じ景色を見る。 僕もちっとも変わっていない。 相変わらず、良く分からない不安を抱いて、 その不安が何なのか、必死に探して、考えてみて、 それらしきものに気がつくと、 かえって、自分にガッカリしたような、 つまらない、味気ない思いになったりしている。
一言を持って言い表せば。 と考えると、つまりは 「張り合いが無い」と言うことなのかもしれません。 「張り合い」なんて言葉を使うと、 世の「大人」の恰好の標的となるのでしょうけど、 実感なんですから、ごまかしたくても、仕様が無い。 でも、大事でしょう?張り合い。
世の中、ままならないことが多いってことを 今こそ、声高に叫んだほうが良いんじゃないですかね。 「あなたは何にでもなれるんですよ。 けれども、何にもならなくても、別に良いんですよ。」 (↑BY北野武) って生まれてきた子供達に言ってあげましょうよ。
やっぱり、俺って甘いのかねぇ。
「甘さを軽蔑する事くらい容易な業は無い。 そうして人は、案外、甘さの中に生きている。 他人の甘さを嘲笑しながら、自分の甘さを美徳のように考えたがる。」
太宰治
幸せすぎるのかな・・・。
2003年10月05日(日)
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