一度だけの人生に
ひろ



 何の意味もない 

時々節目節目に立ち止まってみたら後ろを振り返っても何も無いような感覚に襲われるときがある。一体今までは何だったのか?ろくに楽しくもないようなことばかりしてきてだからといって、将来に確かな基盤を築けるほどの努力もしてこなかった。一度動き始めた自分の暮らしを止めるのは正直に言って恐ろしいことだ。頭の中でこねくり回して悶々としているうちはまだ良い。実際に完全に立ち止まってしまっては自分が自分でなくなってしまうような気がする。「ここまできたのだから」そうもうここまで来てしまったのだ、将来に対する展望もなく自分のやりたいことも見つからない。人間なんてそう簡単に変われるものでもないのに、月日ばかりがどんどんと過ぎていく。自堕落に「楽であればそれで良い」と思えれば今よりもずっと気分が楽だったろうに、心ばかりが今の自分を辛らつな批判を繰り返す。僕は一体このまま何処まで行くのだろう?こんな人生にさらにうわべを重ねて・・・一体僕の人生は何になるのだろうか?
僕は贅沢だろうか?何不自由なく、安寧に暮らしてきた僕を人はワガママと呼ぶだろうか?意味のない生活に悶える僕を叱責するだろうか?ならそれこそさらに意味がない。
楽しくもなく嬉しくもなく辛く虚しい、その上人から叱責を受ける僕の人生は僕にとってはまさに何の意味もない・・・。



2001年06月03日(日)
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