千葉が全然、だめだ。アマルオシム新監督になって勝てない。試合内容も悪い。接戦で競り負け、1点差で突き放される展開が多い。記憶では、一方的に負けた前節の清水戦以外の磐田戦、FC東京戦、川崎戦、そして今節(16日)のC大阪戦と得点こそ違え、同じような展開だ。 概ね、前半早い時間で千葉が先制し、試合を支配し楽勝ムードが漂う。ところが千葉が決定機を何回か外すうちに、相手にペースが移り同点に追いつかれ、さらに突き放される。そこで千葉が巻き返し再度追いつくものの、力を使い果たした千葉は疲労から足がとまり、相手に決勝点を奪われ、さらに追加点を奪われて万事休す。そんな展開ばかりが続いているような気がする。 敗因は、守備の弱さ、決定力不足、スタミナ不足などなどだろう。現象的には確かにそうなのだが、それでも、イビチャオシム監督のときは、なんとか千葉は勝ってきた。ほぼ同じ戦力でアマルになってから勝てなくなったのは、監督の求心力不足、判で押したような選手交代など、勝ちきる気力が選手に伝わっていないからではないか。 根本的には選手層の薄さ、外国人の力不足もあるが、それもいまに始まったことではない。このままなら、アマル更迭が選択肢の1つ――となる可能性もある。サッカーに限らずプロスポーツは結果がすべて。オシム親子が聖域である根拠は何もない。
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