妄言読書日記
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2009年07月20日(月) 『星守る犬』(漫)

【村上たかし 双葉社】

表紙だけでなんかもう絶対泣ける、号泣間違いない、と思って店頭で逡巡したのですが、村上たかしだしそう間違いもないだろうと読んでみました。

オーソドックスな忠犬ものなのですが、ハチ公物語よりも、フランダースの犬って感じ。
少年と犬じゃなくて、おっさんと犬。
私はどうも忠犬ものが苦手で、犬がかわいそうで本当に苦手なんですが、このおとうさんは最後までハッピーと一緒にいることを選ぶ。
ハッピーもどこにでも行けるけれどそこに留まる。
犬の悲しいまでに愚直な様が、「星守る犬」と「日輸草」には描かれていて、なんて愛しい生き物なんだろうと思う。
日輪草の奥津が犬の愛情にたじろぐのもわかる。
わたしもあとがきにあるように、奥津がもう一度犬を飼ってくれたらいいなと思います。
私としては日輪草のほうがより胸に迫りました。

しかしあまりに悲しすぎるので、『ぱじ』くらいの話しにしといて欲しい…ほんとに。



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