妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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【村上たかし 双葉社】
表紙だけでなんかもう絶対泣ける、号泣間違いない、と思って店頭で逡巡したのですが、村上たかしだしそう間違いもないだろうと読んでみました。
オーソドックスな忠犬ものなのですが、ハチ公物語よりも、フランダースの犬って感じ。 少年と犬じゃなくて、おっさんと犬。 私はどうも忠犬ものが苦手で、犬がかわいそうで本当に苦手なんですが、このおとうさんは最後までハッピーと一緒にいることを選ぶ。 ハッピーもどこにでも行けるけれどそこに留まる。 犬の悲しいまでに愚直な様が、「星守る犬」と「日輸草」には描かれていて、なんて愛しい生き物なんだろうと思う。 日輪草の奥津が犬の愛情にたじろぐのもわかる。 わたしもあとがきにあるように、奥津がもう一度犬を飼ってくれたらいいなと思います。 私としては日輪草のほうがより胸に迫りました。
しかしあまりに悲しすぎるので、『ぱじ』くらいの話しにしといて欲しい…ほんとに。
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