妄言読書日記
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※ネタバレしています
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| 2009年06月12日(金) |
『「悪いこと」したら、どうなるの?』(他) |
【藤井誠二 漫画:武富健治 理論社よりみちパン!セ】
悪いことしたらどうなるというか、主に少年法の話しです。 冒頭にある武富健治の漫画がまた濃い。ページ数が少ないからあまり踏み込めてないけど、このテンションで普通の長さの漫画だったらしんどすぎる。 さすが鈴木先生。
少年院では贖罪教育が遅れているという部分が、なるほどなぁと思いました。 更正は聞くけど、贖罪についてはそういえば聞いたことがない。 そもそも被害者と加害者が全く接点が持てない現状ではそれも無理なこと。 被害者の権利について多くのページが割かれていましたが、現状、ようやくそこに目が向いてきた、というところですね。
制度というのはなんとなく今がベストなんではないか、という風に思いがちだけれど、いざ当事者になったときになって初めてその制度の綻びや穴に気がつく。でもそれでは遅い。 少年法だけではなく、刑法そのものにだって綻びはあって、それが迅速に修正される社会だといいんだけれども。 知るべきことも考えなければならないこともまだまだ多いなぁと思う昨今です。
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