妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
目次前のページ次のページ


2008年12月13日(土) 『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!!鳥取環境大学の森の人間動物行動学』(他)

【小林朋道 築地書館】

タイトルどおり、鳥取環境大学の先生が書いた本です。
鳥取版『動物のお医者さん』みたいな。
獣医学部ではないですが、野生動物絡みの事件が綴られています。

自然に囲まれた環境にあるため、タイトルの通り巨大コウモリが構内に闖入してきたり、捕獲したヘビとハムスターが同時に逃げ出してしまったり、大学のヤギ部の話しなど、動物好きにはエピソードのどれもが興味深い。
鳥取環境大学楽しそうだなーと羨ましくなる。

動物のことだけではなく、動物行動学と人間比較行動学が専門ということで、動物に対してどうして人間がそのように思うか、そのような行動に出るのか、といった人間サイドの仕組みの解説もあり。
人間が生物や生物同士が作り出す様々な関係に魅了されることは、特に珍しい特性ではなく、バイオフィリアと名づけられている特性だそうで、野生動物見て感動しちゃうのはそういうことか〜と説明されると納得するとともに、感動の元を論理的に説明されるのってなんかこう釈然としないなぁとも思いますが。

楽しい一冊でしたが、難点が一つ。
写真が下手。
生きてる動物を撮るのは難しいのだとは思うけれど、ボケてるのとか近いよ、とか。せめてカラーだったら見やすかったのになぁ。



蒼子 |MAILHomePage

My追加