妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2008年10月02日(木) |
『アイアンマン』『崖の上のポニョ』(映) |
【監督:ジョン・ファヴロー アメリカ】
アメコミの映画化です。 アメコミは相変わらずさっぱりわからないので、その辺の比較は詳しい人に譲ることに。
ヒーロー物にしてはおっさんな主人公、トニー・スターク。 武器製造会社の天才開発者で社長で、大金持ちで、道楽者、というプロフィールだけ見るとどっちかと言うと悪役じゃないの、というのが変り種です。 全体的に大雑把というか荒削りな話しなのは、アメコミヒーロー物らしい。 優秀な科学者がいっぱい集まっても作れなかったもんを、囚われの洞窟の中で作り上げちゃう社長とか、鉄製のスーツではあの猛火の中熱かろうとか、ちょっとはインセンのことを思い出してやれよ社長、とかまあ色々思いました。
特になんの意外なことも起こらないストーリーですが、社長が自力で脱出してから、アイアンマンのスーツ作り上げるまでの過程が楽しいです。 手伝ってくれるのは不器用アームロボと、有能執事コンピューター(音声のみ)って、冒頭の派手な生活ぶりからは想像もつかない意外にも地味なメンバー。 やっぱり天才はちょっと変ってことなんでしょうか。 困った社長ですが、なんだか憎めないです。 秘書やローディといった真面目な人物にいつも怒られている姿もかわいいです。 ラストの記者会見も社長、言っちゃった!て感じでヒーロー物としては意外ながらも社長らしい。
エンディングロールの後の意味がいまいちつかめなかったのですが、パンフレットを読んで理解。 いずれにせよ続編作る気満々で終わっていたし、実際予定もあるようなので、今度こそ社長には思う様活躍してもらいたいな〜。今回の活躍は微妙だった。
ところで、社長の自宅はもう少しセキュリティ上げた方がいいと思うよ。
エンディングのアニメーション(?)がかっこよかったです。
++++++++ 【監督:宮崎駿 日本】
ポーニョポニョポニョ♪がここ一週間鳴り止まず、やむなく観にいきました。 観たら止まった。 恐るべしポニョの呪い。
宮崎版人魚姫物語。 がんばって子ども向けに作ったんだな〜と思いました。 ポニョの両親のこととか掘り下げたそうな雰囲気を出しつつ、スルー。 大人はちょっとそこが気になっちゃうと思う。
実は汚い海とか、わらわらしてるフナムシとか、ちょっと不気味な海の生き物とか、妙に不気味なアイコンが散見されて宮崎だからなのか、何かの暗喩なのか細かく見るといろいろ気になる細部がたくさん。 話しはシンプルなだけに、どこに注目するかによってけっこう見方が大きく変わりそうな映画でした。
ポニョパパのフジモトって、一体・・・と思っていたらパンフレットにノーチラス号の船員だったって書いてあった。 なるほど。 パパは見た目、落ちぶれたハウルっぽいけど、なんだか駄目さが好きでした。 宮崎映画は、駄目っぽいパパと、元気なじいさんばあさんが好きです。
宗介役の子上手かったなー。大人がやってるのかと思った。 それにしても山口智子が凄い上手い。声優かというほど上手かった。
わらわらしてる矢野顕子が相当怖かった。小さい矢野顕子が〜いっぱい〜!!!
エンディングもすっきりしていて、小さい子ども視点を徹底的に考慮したんだなぁと思います。 が、大人の鑑賞にも耐え得る映画です。
ポニョが魚の子じゃないっていうのはなんか騙された気分だけどなー。 あれ両親共々魚じゃないし、ポニョも見たとおり魚に見えないし。 まー可愛かったけど。
私的なことなのだけれど、バケツに入ったポニョを見ると、大昔に読んだ日野日出志の「ウロコのない魚」というホラー漫画を思い出すんだ・・・。 すげぇ、怖いんだ。怖いというかグロいんだ。日野日出志だから・・・。
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