妄言読書日記
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※ネタバレしています
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| 2008年07月18日(金) |
『からくりサーカス 36〜43』(漫) |
一気に最後まで走りぬけて、読者サイドもぐったり。 よかった!と力強く言えないのが残念なんですが、だけど全43巻をなんとか一定の完成度でやり遂げたのはさすがなのでは。 中だるみもありましたけど。 藤田漫画でなければ満足したかも、というレベルの残念具合。
風呂敷を広げきったな、という話しでした。 う、宇宙ですか!?みたいな。 はたして最終ステージが宇宙なのは妥当だったのか、と思いますが。
うしとらと違って、大本の原因に恋愛が濃く絡んでいるのが、なんというか・・・失敗? ヒロインのバリエーションが、天然、ツンデレ、母の3パターンしかない藤田和日郎に恋愛は向いていなんではと感じました。 壮大な兄弟げんか話しだったわりに最後は弟対決でどうなのかなぁと思ったり。
以下、残念だったなぁと思った点。
結局、勝、しろがね、鳴海の3ショットは表紙でしか見られなかった。再会させてよ!!これすごい残念。 勝、不憫。 不憫といえば、なんだか終盤やたらみんなに、しろがねのこと愛してんだろ〜といわれてて、ほっといてやれよ!と言いたくなる。 なんだか唐突だった。 そういう風にもっていきたいなら、勝の年齢を中学生くらいにしたほうが納得できたのに。 しかし、しろがねのこと好きになっちゃったんならそれはそれでいいので、なんか葛藤を少しでも描いておいて欲しかった。
フェイスレスが最期に謝るのは本当に兄でいいのか。フランシーヌじゃないのか、謝る相手は。 つーか、そもそも兄のほうが悪いんではないかと、過去編からず〜っと思っていて、兄弟共々どうにも共感できなかった。 そもそも改心の仕方も、なぜ、と思ったけど。
キャラ多すぎて脇キャラの見せ場が終盤駆け足。 リョーコとか正直、サーカスに入る意味は無かったと・・・。へーまもいいんではないか、と。 ヴィルマをもっと描いてあげてほしかったんですけどー・・・。 みんなサーカスに入れちゃうからそうなるんで、あとで再会したシャロン先生のような登場の仕方も感動的なのに。
アシハナ、初っ端から死亡フラグ立ちまくりのキャラで諦めつつ、どんな見せ場を用意してくれてるのか、と期待していたのですが、不満。 どっかでとにかく殺さなきゃならん!みたいなエピソードの挿入の仕方。不満。
たぶん、ここが不満なのは私くらいなんだろうけど、しろがね犬が可愛くなかった。なんでボルゾイにした。
さすがに43巻もあれば不満も多々出てきますな。 私は人間サイドのエピソードよりも、基本、オートマータ側のエピソードのほうが感動が大きかったなぁ。
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