妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2008年05月15日(木) |
『ファイナルカット』『少女七竃と七人の可愛そうな大人』(小) |
【水壬楓子 幻冬舎コミックス】
コミックスから出てるけど小説。 BL小説ってBL漫画の成長著しさに比べてどうもぱっとしない、なかなか成長しない、ような気がするんですがどうでしょうか。
映画監督(48歳)×俳優(33歳)となかなか大人カップルです。 あんまり年齢差感じないのが残念ですが。 年齢上で地位も上で、そのうえ攻めだなんて、まったく興味がわかないんですけどー・・・私は。
まったく好みじゃない、と言ってしまうとそれまでなのですが、主人公二人の性格もどうも好きになれず、終始好きにすればーという気分。 受けの野田がまったく歯ごたえのない性格だし(その無駄にハイスペックなプロフィールもいらねぇだろ!)、木佐はエロオヤジ発言全開だし、AV監督なのか、お前は。 お前らまじめに映画に取り組め、と。
とまあ、オヤジは好きだが枯れたおっさんが好きな私はだめでした。 でも文章は合格点です。偉そうで悪いですけど。
+++++++ 【桜庭一樹 角川書店】
表紙といい、タイトルといい、耽美なの?とちょっと引きますけど、読んでみると古風な言い回しながら、それが逆に滑稽味をかもし出す絶妙のバランスで、美少女に生まれついてしまった七竃とそれを取り巻く大人たちの事情が書かれています。 たまに犬視点で。 母と娘の親子小説であり、七竃の成長と恋心を描く成長小説でもあり、と多面的。
旭川が舞台なのが意外。 北海道好きなの?桜庭一樹。 それとも地方都市好きなのか。
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