妄言読書日記
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2007年03月28日(水) 『残照』(小)

【北方謙三 角川文庫】

今回の主人公は付き合っていた女を追って仕事も辞めてやってきた、下村です。
と思わせて、末期癌で蒲生のじいさんの亡き後、病院を建てようとがんばる沖田のほうが印象深いので、こっちの方を書きたかったのではという気がしますな。
毎度、50オーバーのオッサンが出てくると、若人たちは印象が薄れるな。

BD名台詞、というか有名台詞の、「俺の天使」がここで。
まさかあんなに連呼するとは思わず、笑えました。
俺の天使と言った下村よりも、「天使か。悪くねぇな」と答えた坂井にびっくりしますがな。
さすが、BDの男達。行動に予測がつきません。

歴代主人公は大抵、ぼこぼこにされますが、手を失った下村が今後どうやってブラディ・ドールのフロアマネージャーを勤めることになるのか気にかかります。

そして、叶が思いのほか地味に死んでいきました・・・。
キドニーにせっかく友だちができたのに(そこかよ)
叶とキドニーは何に惹かれあってたんですかね。いえ、深く追求はしないですが。
ただ、金魚は社長に託して本当に良かったのか、という気はします。
社長、ちゃんと金魚の面倒見るのかなぁ。
それこそキドニーに任せたほうがいいんでは。

桜内先生が、びっくりするほど知子の尻に敷かれていた上に、なんかキャラ変わった?というくらいよくしゃべっていた。
とても、男を家に泊めるような人とは思えなかったのに、下村を同居させてみたりしてさ。
いやはや・・・前の巻の主人公って、どうしていつもびっくりな行動するのかな。次の巻で。



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