妄言読書日記
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※ネタバレしています
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| 2006年11月12日(日) |
『死人機士団 下 魔界都市ブルース』(小) |
【菊地秀行 祥伝社文庫】
上巻で不死になってしまったせっちゃんですが、普通に、 不死のまんまで終わったよ!? え・え〜!? さすが。さすがは魔界都市。 結局どういう理屈で不死なのかもわかりませんし。 それでこそ、魔界都市(なんでもそれ) なぜなら、魔界都市新宿だから。
フランケンシュタインの話しをあまり詳しく知らないので、ぴんとこない部分が多々でいささか、残念。 今度読んでみよう。
今回は、人形少女がいつもながらいじましく可愛らしかった。 異形の巨人には愛らしい少女を、というある意味王道な組み合わせです。 まあしかし、ドッペルゲンガーがあんまり生きてなかったような気がするのですけれど、蒼城家についてはまたいずれ、触れるんでしょうかね。
いじましいと言えば、夜香くんもある意味いじましかったです。 みんな本当、せつらのこと好きだよね…。しょうがない。美しいから。 ドクターは何を思ってせつらに不死の手術を施したのか。 わかるようなわからないような。 ところでドクターって、トンブとか戸谷さんのことを女だと認識してるんですかね…?してなさげな。
ラストシーンは美しく切なく、まさに“魔界都市ブルース”という感じでございました。 非情さと甘さがほどよく今回も楽しませていただきました。
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