妄言読書日記
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2006年08月20日(日) 『警視庁刑事 私の仕事と人生』(他)

【鍬本實敏 講談社文庫】

高村薫が、『マークスの山』を執筆する際に、色々と話しを伺ったという元警視庁刑事の鍬本さんがその生涯を語った本書。
高村女史がどんなものを元にあの作品を書いたのか、合田雄一郎というキャラクターがどういう風に出来上がったのか、というのがちょっとでもわかるかな、という興味で読み始めたのですが、冒頭1ページ読むだけで、この本そのものの面白さ、そして鍬本實敏という人の魅力に夢中になる一冊でした。

インタビューに答える形で綴られていて、鍬本さん本人の肉声を聞くような気分になります。
慕われる刑事の姿というのはこういうものか、と深く納得しつつ、語る一つ一つのエピソードが味わい深い。

こんな人が本当にいたんだなぁ。
非常に有意義な一冊でした。



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